「金襴織物」と言うと、多くの方が金襴緞子や昔の婚礼衣装といったきらびやかな物をイメージされます。確かに、これらのきらびやかで華のある織物は金襴の代表的な物として挙げられます。
しかし、実はそういった織物だけが金襴ではないのです。豊臣秀吉の時代には金をふんだんにあしらいましたが、逆に質素な物が好まれた時代もありました。お茶の世界と同じく、織にもわびさびが求められた時代もあったのです。中には金を使わない「金襴織物」もありました。
「金襴」というのは「金をあしらった織物」という意味ではなく、織元の業種によって付けられる呼び名なのです。西陣では、人形地、法衣、表装裂地を作っているメーカーの物を「金襴織物」と呼んでいます。逆に言えば、それだけ金糸を織り込んだ織物が強く印象に残る、ということかも知れませんね。
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= 金襴織物の解説 =
(スーパーネットワーク: 古都・京都風雅時空旅 #19より)
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